2010年 01月 20日
今度は愛妻家(2009年日本)
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かつて名カメラマンだった俊介(豊川悦司)は、今ではなぜか1枚も写真を撮れないまでの落ちぶれ様。
結婚10年目の妻のさくら(薬師丸ひろ子)には、小言を言われる毎日。
そんなある日、さくらが旅行に行くという日、俊介は妻の留守の間にモデルを家に呼ぶ。ところが、出掛けたはずのさくらが忘れ物をしたと戻ってきて慌てる。
俊介の行動に愛想をつかしたさくらはついに離婚を宣言し、ひとり旅に出る・・・。
ダメダメ亭主が何らかのきっかけで反省し、今度はいい夫になるというちょっとホロッするお話かと思ってました。
たしかに、ホロッとするお話でした。
トヨエツがまたいいんです。
大人になりきれないダメなチンピラ亭主にしか見えないんですよ。
妻に対していや~なことを言うんです。
せっかく一緒に旅行してても「眠い」と、妻をないがしろにする。
妻が旅行に行くといえば「どこに?誰と?」と聞く前に「俺のメシは?」の心配をする。(これは私にも覚えが…笑)
ほっんと腹の立つ亭主です。
でも妻のさくらはそんな夫でも、彼の回りをいつもコロコロ笑って、そんな言葉を手のひらに乗せてふっと吹き飛ばすように、明るく可愛く振舞います。
そんなさくら=薬師丸さんが可愛かった~
「海角七号~」と同じく海岸でのシーンを・・・。
こちら、若い恋人たちとはまた違うあたたかさが~
(俊介はどう見たってチンピラにしか見えない格好・・・沖縄でのバカンスファッションですが…)
そして、そんな倦怠期夫婦ですが、転機が訪れるわけですよ・・・
♪探しものは何ですか~? 見つけにくいものですか~?♪
それは、、、いつもそばにいた、あのあたたかい存在・・・なのかな。
しかし、、、
以下、若干ネタバレあります。ご注意を。
(TOHOシネマズ西宮OS)
俊介がモデルの蘭子(水川あさみ)を家に呼んだとき、さくらは旅行に出ますが、連絡なしに何日も帰ってきません。
後日離婚話になってさくらが家を出るとき、忘れ物をして何度も戻ってきます。
それを俊介は「この家を出たくないから何度も忘れ物をするんじゃないのか?」とさくらに言います。
そのとき私は、
「あ~、やっぱり。さくらは旅行と言ってるけどほんとは癌とかの病気で、最初は検査入院で、今度は俊介に病気のことを黙って離婚して、ひとりで入院するつもりなんだな」
などと憶測してしまったのです。
なんとありきたりの発想なんだ・・・(笑)
それが、最後の写真を撮って現像したところ、印画紙に現れたのは・・・・、でやっと分かりました。
そ~ゆうことか。
気づくの遅すぎ・・・(苦笑)
「俺の予想できないことを言ってくれ」
には泣けましたね。
そうよね。思い出の会話だけだもの・・・。
あのオカマのブンさん、石橋蓮司さん、すごい!
この役をよくぞ引き受けたものです。
ブンさんが蘭子に「アタシより絶対長生きしなさいよ!」と、なんであんなに強く言ってたのかということも「そ~か」と納得。
若いカップルやさくらの教え子の話は場繋ぎなような感じもしますが、濱田岳ちゃんて、ああゆう役が似合いますよね。あのまま年を取らないでほしい役者さんだわ(^^;
なんかちょっといい映画でした♪
結婚10年目の妻のさくら(薬師丸ひろ子)には、小言を言われる毎日。
そんなある日、さくらが旅行に行くという日、俊介は妻の留守の間にモデルを家に呼ぶ。ところが、出掛けたはずのさくらが忘れ物をしたと戻ってきて慌てる。
俊介の行動に愛想をつかしたさくらはついに離婚を宣言し、ひとり旅に出る・・・。
ダメダメ亭主が何らかのきっかけで反省し、今度はいい夫になるというちょっとホロッするお話かと思ってました。
たしかに、ホロッとするお話でした。
トヨエツがまたいいんです。
大人になりきれないダメなチンピラ亭主にしか見えないんですよ。
妻に対していや~なことを言うんです。
せっかく一緒に旅行してても「眠い」と、妻をないがしろにする。
妻が旅行に行くといえば「どこに?誰と?」と聞く前に「俺のメシは?」の心配をする。(これは私にも覚えが…笑)
ほっんと腹の立つ亭主です。
でも妻のさくらはそんな夫でも、彼の回りをいつもコロコロ笑って、そんな言葉を手のひらに乗せてふっと吹き飛ばすように、明るく可愛く振舞います。
そんなさくら=薬師丸さんが可愛かった~
「海角七号~」と同じく海岸でのシーンを・・・。
こちら、若い恋人たちとはまた違うあたたかさが~
(俊介はどう見たってチンピラにしか見えない格好・・・沖縄でのバカンスファッションですが…)
そして、そんな倦怠期夫婦ですが、転機が訪れるわけですよ・・・
♪探しものは何ですか~? 見つけにくいものですか~?♪
それは、、、いつもそばにいた、あのあたたかい存在・・・なのかな。
しかし、、、
以下、若干ネタバレあります。ご注意を。
(TOHOシネマズ西宮OS)
俊介がモデルの蘭子(水川あさみ)を家に呼んだとき、さくらは旅行に出ますが、連絡なしに何日も帰ってきません。
後日離婚話になってさくらが家を出るとき、忘れ物をして何度も戻ってきます。
それを俊介は「この家を出たくないから何度も忘れ物をするんじゃないのか?」とさくらに言います。
そのとき私は、
「あ~、やっぱり。さくらは旅行と言ってるけどほんとは癌とかの病気で、最初は検査入院で、今度は俊介に病気のことを黙って離婚して、ひとりで入院するつもりなんだな」
などと憶測してしまったのです。
なんとありきたりの発想なんだ・・・(笑)
それが、最後の写真を撮って現像したところ、印画紙に現れたのは・・・・、でやっと分かりました。
そ~ゆうことか。
気づくの遅すぎ・・・(苦笑)
「俺の予想できないことを言ってくれ」
には泣けましたね。
そうよね。思い出の会話だけだもの・・・。
あのオカマのブンさん、石橋蓮司さん、すごい!
この役をよくぞ引き受けたものです。
ブンさんが蘭子に「アタシより絶対長生きしなさいよ!」と、なんであんなに強く言ってたのかということも「そ~か」と納得。
若いカップルやさくらの教え子の話は場繋ぎなような感じもしますが、濱田岳ちゃんて、ああゆう役が似合いますよね。あのまま年を取らないでほしい役者さんだわ(^^;
なんかちょっといい映画でした♪
by mam-san
| 2010-01-20 17:00
| 映画(か)