2010年 02月 20日
「ギフト」日明恩(双葉社)
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成仏できない死者が見える少年と、窃盗の容疑者少年を死なせてしまい世捨て人のような暮らしをしている元警官が、死者を無事あの世へ送るお話。
見たくないのに見えてしまう。
これはたまらないですよね。「来ないでくれ~!」と叫びたくなります。
霊だけでなく、その人の真実まで見えてしまうって、こわいなあ。
ある舞台のお話で、人の真実の声が聞こえるというのがありましたが、もっとこわい。
本書の中で、映画「シックスセンス」のことが出てきますが、そんな感じです。
あの子も周りがわかってくれなくて一人で悩んでましたよね。
で、この「見える」少年と事件(?)を解決していく元警官は、なぜか少年の体に触れているときだけ、同じように死者が見えます。
もしかして、「シックスセンス」と同じオチだったりして~と思いましたがそうではありませんでした。
その元警官はずっと過去の事件にしばられて立ち直れずにいるのですが、この少年とたまたま出会ったことで、最後には明るい光が戻ってきます。
私は、日明さんの「消防シリーズ?」が好きだから、これはスピード感がなくもの足りなかったのですが、こういうのもまあ悪くはないです。
見たくないのに見えてしまう。
これはたまらないですよね。「来ないでくれ~!」と叫びたくなります。
霊だけでなく、その人の真実まで見えてしまうって、こわいなあ。
ある舞台のお話で、人の真実の声が聞こえるというのがありましたが、もっとこわい。
本書の中で、映画「シックスセンス」のことが出てきますが、そんな感じです。
あの子も周りがわかってくれなくて一人で悩んでましたよね。
で、この「見える」少年と事件(?)を解決していく元警官は、なぜか少年の体に触れているときだけ、同じように死者が見えます。
もしかして、「シックスセンス」と同じオチだったりして~と思いましたがそうではありませんでした。
その元警官はずっと過去の事件にしばられて立ち直れずにいるのですが、この少年とたまたま出会ったことで、最後には明るい光が戻ってきます。
私は、日明さんの「消防シリーズ?」が好きだから、これはスピード感がなくもの足りなかったのですが、こういうのもまあ悪くはないです。
by mam-san
| 2010-02-20 15:35
| (た行の作家・他)