2006年 02月 15日
バタフライ・エフェクト(2003年アメリカ)
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子どものころ、断片的に記憶が途切れるという症状があったエヴァン(アシュトン・カッチャー)。主治医から毎日日記をつけるように言われ綴るが、どれも途中で終っていた。
仲良しのケイリー(エイミー・スマート)と彼女の兄トミー、友達のレニーといつもつるんでいたが、トミーがかなりの悪で凶悪な性格。ケイリーの父親にしても幼児虐待の性癖があり、かなり酷い環境だった。次々忌まわしい出来事が起こる。エヴァンの母は彼の病気を治すためにも引っ越しを決意。エヴァンは、ケイリーに「必ず迎えに来るから」とメッセージを残し街を去る。
大学生になったエヴァンは症状も落ち着き、心理学の勉強をしていた。
ところが子どものころに書いた日記を読むことで、その途切れた過去の部分をやり直せることに気づく。
エヴァンは、ケイリーとの幸せを願い、忌まわしい過去の出来事の数々を修正しようと試みるのだった…。
≪バタフライ効果≫小さな蝶々が羽ばたくだけでも、あるところでは思いもよらない影響がおこること。
これがこの映画のテーマらしい。
エヴァンは、偶然現れた不思議な力を利用して過去に戻り、ケイリーを守ろうとするが、なかなか思ったようにはいかない。いい方向にリセットできないのだ。
何度目かにはケイリーは幸せになる。しかしエヴァン自身が幸せではなかった。だったらもう一度…って、これは、そう簡単に歴史を変えていいのかしら。
去年、劇を見た「クロノスジョウンターの伝説」のように、愛する人を守るため何度も過去に戻る…という純粋さにも乏しかった。
そこまで愛は深く不滅だ…が伝われば涙々のラブストーリーなんだが、SF色やらエグさが強くてインパクトありすぎだった。
過去を変えようとすれば起こり得る副作用があまりにも残酷なことばかりだったからかな。
しかし、
結局は、「ケイリーを幸せにするためには自分とは仲良くならないことだ!」と悟ったエヴァン君。ちょっと切ないが、「やっと大人になったか…」と思うことにしてある意味ハッピーエンドかもしれない。
DVDには2つの別エンディングが収録されている。
彼女のあとをつけるほう・・・私もこれは「さてこれからどうなるでしょう」的でOKだが、監督さんはこれだとエヴァンの努力が無駄になると判断してやめたとか。
新たな出会いが始まるほう・・・これは私も却下。これまでのプロセスを無視してハッピーエンドを望むなら(お気楽に映画を楽しむなら)これもありか。
それにしても、日記を読むだけで過去に戻れるなら…。鼻血は嫌だけど。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の1なんざ、かなり苦労してたさ…。
仲良しのケイリー(エイミー・スマート)と彼女の兄トミー、友達のレニーといつもつるんでいたが、トミーがかなりの悪で凶悪な性格。ケイリーの父親にしても幼児虐待の性癖があり、かなり酷い環境だった。次々忌まわしい出来事が起こる。エヴァンの母は彼の病気を治すためにも引っ越しを決意。エヴァンは、ケイリーに「必ず迎えに来るから」とメッセージを残し街を去る。
大学生になったエヴァンは症状も落ち着き、心理学の勉強をしていた。
ところが子どものころに書いた日記を読むことで、その途切れた過去の部分をやり直せることに気づく。
エヴァンは、ケイリーとの幸せを願い、忌まわしい過去の出来事の数々を修正しようと試みるのだった…。
≪バタフライ効果≫小さな蝶々が羽ばたくだけでも、あるところでは思いもよらない影響がおこること。
これがこの映画のテーマらしい。
エヴァンは、偶然現れた不思議な力を利用して過去に戻り、ケイリーを守ろうとするが、なかなか思ったようにはいかない。いい方向にリセットできないのだ。
何度目かにはケイリーは幸せになる。しかしエヴァン自身が幸せではなかった。だったらもう一度…って、これは、そう簡単に歴史を変えていいのかしら。
去年、劇を見た「クロノスジョウンターの伝説」のように、愛する人を守るため何度も過去に戻る…という純粋さにも乏しかった。
そこまで愛は深く不滅だ…が伝われば涙々のラブストーリーなんだが、SF色やらエグさが強くてインパクトありすぎだった。
過去を変えようとすれば起こり得る副作用があまりにも残酷なことばかりだったからかな。
しかし、
結局は、「ケイリーを幸せにするためには自分とは仲良くならないことだ!」と悟ったエヴァン君。ちょっと切ないが、「やっと大人になったか…」と思うことにしてある意味ハッピーエンドかもしれない。
DVDには2つの別エンディングが収録されている。
彼女のあとをつけるほう・・・私もこれは「さてこれからどうなるでしょう」的でOKだが、監督さんはこれだとエヴァンの努力が無駄になると判断してやめたとか。
新たな出会いが始まるほう・・・これは私も却下。これまでのプロセスを無視してハッピーエンドを望むなら(お気楽に映画を楽しむなら)これもありか。
それにしても、日記を読むだけで過去に戻れるなら…。鼻血は嫌だけど。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の1なんざ、かなり苦労してたさ…。
by mam-san
| 2006-02-15 16:35
| 映画(は)