2006年 06月 04日
五月の恋(2004年台湾・中国)
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台湾で暮らすアレイ(チェン・ボーリン)は、大学の家政科に通っている。彼の兄は人気バンド・メイデイのメンバーで、アレイはライブの手伝いやバンドのサイトの管理をしている。
そのサイトでチャットをしているうち、ファンの女の子の一人に「自分の名前はアシンだ」と嘘をついてしまう。アシンはバンドのボーカリストだ。
ある日、その女の子が台湾に来るので会いたいと言ってきた。
アレイは本当のことを言い出せないまま、女の子と会うことになったが・・・。
その少女はシュアン(リゥ・イーフェイ)といい、ハルピンで京劇団の学生だ。台湾公演のため訪れたのだった。
若いアレイとシュアンの恋。そして、≪五月の雪≫にまつわるシュアンの祖父の郷愁。「もう一度会いたい」という想いを切々と綴る。
このアレイ君は、「藍色夏恋」で爽やかな笑顔を見せてくれた男の子だ。今回は爆発ヘアで「!」だったが、爽やかさは相変わらず。
参照(藍色夏恋のレビュー)
シュアン役の女の子はすごく可愛い。キリッとした目鼻立ちでスレンダーガール。京劇の衣装も似合う。
この二人が緑の茶畑(?)を飛びながら走っている光景はとても眩しい。
≪五月の雪≫というきれいな言葉が出てくるが、これには歴史的背景があり、故郷に帰りたくても帰れない、会いたいけれども会えない、そんな切ない想いが込められている。
シュアンの祖父は台湾から遠いハルピンへの想いを残したまま死してしまったが、その「遠くても会いたい」気持ちをアレイは貫く。
昔と違い、今の若者はメールという媒体、飛行機という手段、いろいろ駆使して後悔しない瞬間を選択する。しかしその選択には気持ちの強さが左右するのだが・・・。
これから二人はたぶん遠距離恋愛になるであろう。成就するのかどうかは分からないが、今この瞬間の気持ちを大切にときめいていてほしいなあ。
映画で流れてくるメイデイの曲もまたいい。
(台湾だと若い観客が多そうな映画だが、日本では意外にミドル、シニアクラスも多かった。癒されるもんなあ・・・)
そのサイトでチャットをしているうち、ファンの女の子の一人に「自分の名前はアシンだ」と嘘をついてしまう。アシンはバンドのボーカリストだ。
ある日、その女の子が台湾に来るので会いたいと言ってきた。
アレイは本当のことを言い出せないまま、女の子と会うことになったが・・・。
その少女はシュアン(リゥ・イーフェイ)といい、ハルピンで京劇団の学生だ。台湾公演のため訪れたのだった。
若いアレイとシュアンの恋。そして、≪五月の雪≫にまつわるシュアンの祖父の郷愁。「もう一度会いたい」という想いを切々と綴る。
このアレイ君は、「藍色夏恋」で爽やかな笑顔を見せてくれた男の子だ。今回は爆発ヘアで「!」だったが、爽やかさは相変わらず。
参照(藍色夏恋のレビュー)
シュアン役の女の子はすごく可愛い。キリッとした目鼻立ちでスレンダーガール。京劇の衣装も似合う。
この二人が緑の茶畑(?)を飛びながら走っている光景はとても眩しい。
≪五月の雪≫というきれいな言葉が出てくるが、これには歴史的背景があり、故郷に帰りたくても帰れない、会いたいけれども会えない、そんな切ない想いが込められている。
シュアンの祖父は台湾から遠いハルピンへの想いを残したまま死してしまったが、その「遠くても会いたい」気持ちをアレイは貫く。
昔と違い、今の若者はメールという媒体、飛行機という手段、いろいろ駆使して後悔しない瞬間を選択する。しかしその選択には気持ちの強さが左右するのだが・・・。
これから二人はたぶん遠距離恋愛になるであろう。成就するのかどうかは分からないが、今この瞬間の気持ちを大切にときめいていてほしいなあ。
映画で流れてくるメイデイの曲もまたいい。
(台湾だと若い観客が多そうな映画だが、日本では意外にミドル、シニアクラスも多かった。癒されるもんなあ・・・)
by mam-san
| 2006-06-04 17:51
| 映画(か)