2006年 11月 06日
トンマッコルへようこそ(2005年韓国)
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朝鮮戦争の最中、山奥のトンマッコルという村に導かれた3組の兵士たちと村人との交流物語。
まず最初に、連合軍のアメリカ兵1人は飛行機が墜落して村人に助けられる。そこへ韓国軍の兵士2人がやってくる。その後、敵対する人民軍の兵士3人も村へ。
いきなり出くわした両者は村の真ん中で銃を向け合うが、村人たちは戦争のことも、銃が何たるやも知らない。
偶然爆破してしまった村の貯蔵庫の責任を取るため、兵士たちは農作業を手伝うことに。
あまりにも平和すぎる村で過ごすうち、彼らの心は変わってゆく…。
音楽が久石譲さんということで、どこかジブリ的な、「もののけ~」みたいな雰囲気もチラリ。風景とかね。
戦争がベースなんだが、ファンタジー色が強くて、心温まる映画だった。
前半など笑いっぱなし。村人たちの無垢な行動が笑いを誘う。
最初はタダの「敵」だったのが、だんだん「あっちが農作業を手伝ってるから俺らも…」となり、敵の名前を聞くようになったり、一緒に酒を酌み交わしたり、兄弟の契りを結んだり・・・。そして最後には村を守るために一致団結する。
気持ちのよい感動話。
映画の中でヒロイン的な役割をしている少女ヨイルは、知能が低いという設定なのだが、その純粋な姿に若い兵士が恋をする。
戦場ではこんな若い兵士も国のためと人を殺したりするが、本当は恋もし、平和な暮らしをしたいだけ。
憶測の情報により連合軍が村に攻めてくるが、彼らは村を守るために立ち上がる。
国が決めた相手じゃなくて、自分たちの大切な人を守るために戦ってこそ兵士なんだ。
ここで、村人たちが兵士たちを庇い合うところにもジーンとくる。いつのまにか、村人たちと兵士たちは信頼感で結ばれているんですよ。
とてもきれいなきれいなお話です。
一つ、イノシシを仕留めるスローモーションのシーンがあるのだが、「スウィングガールズ」を思い出したのは私だけ? こっちはちゃんとした連携プレイで仕留めて見応えのあるシーンだった(笑)
最後が「夢オチ」なんだって?
私は、彼らが一致団結して戦って、結局はみんな死んでしまうんだけど、天国ではああゆうふうにみんなで仲良くザコ寝してのんびりしてるんだろうという想像のもとであのシーンが入れられたのだと思っていた。
最初の睨み合いに疲れて敵も味方もどうでもよくなってザコ寝してるシーン?そして誰かが見た夢?
いろんな取り方あるでしょうね。
どちらにしろ、戦争というのは何もいいことは残さないということでしょう。
まず最初に、連合軍のアメリカ兵1人は飛行機が墜落して村人に助けられる。そこへ韓国軍の兵士2人がやってくる。その後、敵対する人民軍の兵士3人も村へ。
いきなり出くわした両者は村の真ん中で銃を向け合うが、村人たちは戦争のことも、銃が何たるやも知らない。
偶然爆破してしまった村の貯蔵庫の責任を取るため、兵士たちは農作業を手伝うことに。
あまりにも平和すぎる村で過ごすうち、彼らの心は変わってゆく…。
音楽が久石譲さんということで、どこかジブリ的な、「もののけ~」みたいな雰囲気もチラリ。風景とかね。
戦争がベースなんだが、ファンタジー色が強くて、心温まる映画だった。
前半など笑いっぱなし。村人たちの無垢な行動が笑いを誘う。
最初はタダの「敵」だったのが、だんだん「あっちが農作業を手伝ってるから俺らも…」となり、敵の名前を聞くようになったり、一緒に酒を酌み交わしたり、兄弟の契りを結んだり・・・。そして最後には村を守るために一致団結する。
気持ちのよい感動話。
映画の中でヒロイン的な役割をしている少女ヨイルは、知能が低いという設定なのだが、その純粋な姿に若い兵士が恋をする。
戦場ではこんな若い兵士も国のためと人を殺したりするが、本当は恋もし、平和な暮らしをしたいだけ。
憶測の情報により連合軍が村に攻めてくるが、彼らは村を守るために立ち上がる。
国が決めた相手じゃなくて、自分たちの大切な人を守るために戦ってこそ兵士なんだ。
ここで、村人たちが兵士たちを庇い合うところにもジーンとくる。いつのまにか、村人たちと兵士たちは信頼感で結ばれているんですよ。
とてもきれいなきれいなお話です。
一つ、イノシシを仕留めるスローモーションのシーンがあるのだが、「スウィングガールズ」を思い出したのは私だけ? こっちはちゃんとした連携プレイで仕留めて見応えのあるシーンだった(笑)
最後が「夢オチ」なんだって?
私は、彼らが一致団結して戦って、結局はみんな死んでしまうんだけど、天国ではああゆうふうにみんなで仲良くザコ寝してのんびりしてるんだろうという想像のもとであのシーンが入れられたのだと思っていた。
最初の睨み合いに疲れて敵も味方もどうでもよくなってザコ寝してるシーン?そして誰かが見た夢?
いろんな取り方あるでしょうね。
どちらにしろ、戦争というのは何もいいことは残さないということでしょう。
by mam-san
| 2006-11-06 16:25
| 映画(た)