2007年 01月 09日
イン・ハー・シューズ(2005年アメリカ)
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ルックスだけで生きているマギー(キャメロン・ディアス)は、義理の母に愛想を尽かされ家を追い出される。しかたなく、弁護士の姉ローズ(トニー・コレット)のアパートに転がり込んだのだが、まともな職につけないマギーにローズもお手上げ。しかも、やっと出来た姉の恋人を寝取ってしまう。ローズと喧嘩別れしたマギーは、継母が隠してあった祖母の手紙を見つけ、祖母エラ(シャーリーン・マクレーン)が住むフロリダに行く。
そこでマギーはエラが携わっているシニアハウスで働き始める。エラや施設の老人たちと触れ合ううちマギーも変わってくる。
一方、ローズは弁護士事務所を辞め、今までと違う生活に心のゆとりを感じ、新しい恋人も現れる。
ただ、マギーとローズは唯一の理解者と分かっていながらお互い歩み寄れずにいた…。
外見にコンプレックスを持つ姉と、内面ににコンプレックスを持つ妹が、それぞれのコンプレックスを克服し、新たな自分の居場所を見つける・・・というお話。
スタイル抜群のマギー役のキャメロン・ディアスも好きだし、ローズ役の味のあるトニー・コレットも好き。プラス、粋なおばあちゃん役のシャーリー・マクレーン、いいですね。
三人三様の魅力がたっぷりです。
タイトルに出てくるシューズは、スパイス的に出てきます。仕事人間のローズがストレスを紛らすため履きもしない(履きこなせない)靴を買ってクローゼットに並べています。それをマギーが勝手に颯爽と履きこなします。「気楽に生きなさいよ」とでも言うように。
そしてラストで祖母が結婚するローズに渡す幸せをよぶ靴。
靴って、ある意味、女性にとって年齢を分ける象徴的なモノのような気もします。
ハイヒールで自信たっぷりに街を歩けたのは、心身ともに若かったとき。いつのまにか中ヒールになり、さらにコンフォーとシューズなるものに変わってくる。街のショーウィンドウに映る姿にショックを受けはじめたら・・・・うぅ・・・
ま、この映画ではそういうトシのことを言っているわけではありませんが…。
この姉妹の絆話もよかったですが、失読症のマギーがそれを克服していくシーンもよかったですね。マギーはずっとそれがコンプレックスだったけど、ローズの結婚式で詩を朗読できるようになって…、じいんときましたね。
ローズもそうだけど、ずっと自分に自信が持てなかったことに対して、それを受け入れてくれる人がいるということを知ったとき、自分からも心を開いていけるんですよね。マギーにとっては施設で暮らす教授であったし、ローズは新しい恋人だったりする。
彼女たちだけでなく、おばあちゃんも父親も自分を閉じ込めていたものがあるけど、自分の弱さを認めてまわりを見つめることができるようになったとき、やっと別の扉を開けることができるようになったんですよね。
キャメロン・ディアスでスタイリッシュな映画となり、トニー・コレットで味わい深い映画となり、シャーリー・マクレーンでまとめ・・・・・・ですか!
そこでマギーはエラが携わっているシニアハウスで働き始める。エラや施設の老人たちと触れ合ううちマギーも変わってくる。
一方、ローズは弁護士事務所を辞め、今までと違う生活に心のゆとりを感じ、新しい恋人も現れる。
ただ、マギーとローズは唯一の理解者と分かっていながらお互い歩み寄れずにいた…。
外見にコンプレックスを持つ姉と、内面ににコンプレックスを持つ妹が、それぞれのコンプレックスを克服し、新たな自分の居場所を見つける・・・というお話。
スタイル抜群のマギー役のキャメロン・ディアスも好きだし、ローズ役の味のあるトニー・コレットも好き。プラス、粋なおばあちゃん役のシャーリー・マクレーン、いいですね。
三人三様の魅力がたっぷりです。
タイトルに出てくるシューズは、スパイス的に出てきます。仕事人間のローズがストレスを紛らすため履きもしない(履きこなせない)靴を買ってクローゼットに並べています。それをマギーが勝手に颯爽と履きこなします。「気楽に生きなさいよ」とでも言うように。
そしてラストで祖母が結婚するローズに渡す幸せをよぶ靴。
靴って、ある意味、女性にとって年齢を分ける象徴的なモノのような気もします。
ハイヒールで自信たっぷりに街を歩けたのは、心身ともに若かったとき。いつのまにか中ヒールになり、さらにコンフォーとシューズなるものに変わってくる。街のショーウィンドウに映る姿にショックを受けはじめたら・・・・うぅ・・・
ま、この映画ではそういうトシのことを言っているわけではありませんが…。
この姉妹の絆話もよかったですが、失読症のマギーがそれを克服していくシーンもよかったですね。マギーはずっとそれがコンプレックスだったけど、ローズの結婚式で詩を朗読できるようになって…、じいんときましたね。
ローズもそうだけど、ずっと自分に自信が持てなかったことに対して、それを受け入れてくれる人がいるということを知ったとき、自分からも心を開いていけるんですよね。マギーにとっては施設で暮らす教授であったし、ローズは新しい恋人だったりする。
彼女たちだけでなく、おばあちゃんも父親も自分を閉じ込めていたものがあるけど、自分の弱さを認めてまわりを見つめることができるようになったとき、やっと別の扉を開けることができるようになったんですよね。
キャメロン・ディアスでスタイリッシュな映画となり、トニー・コレットで味わい深い映画となり、シャーリー・マクレーンでまとめ・・・・・・ですか!
by mam-san
| 2007-01-09 21:08
| 映画(タイトルあ行)