2007年 10月 23日
「そんなはずない」朝倉かすみ(角川書店)
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結婚の約束をした相手の両親に会いに行くはずだった日。鳩子はすっぽかされた。
突然破談を言い渡された鳩子に追い討ちをかけるように、勤め先が破綻。
子どものころに描いた人生設計では、30歳の今は、結婚して子どももいるはず…。
失業保険が切れかけたころ、妹・塔子の知人である年下男性と知り合う。
彼に気に入られ、また新しい恋へと発展していきそうになる。おまけに図書館司書の臨時職にも決まり、未来が開けてきたに見えたが…。
これは結局のところ、好きな男を姉に取られた妹の屈折した感情が物語を作ったような…。
姉に「そんなはずない」と言わしめるために妹が実行する数々の策。恐いなあ。そういうことしておきながらも、「お姉ちゃんはよき理解者」なんだから姉妹って変。
姉も「あの子がこんなことしたの?」と晴天の霹靂ながらも、「こんなことしなくてもあなたはあなたのままでじゅうぶんなのに」と擁護する。
鳩子も鳩子で、男性関係はあれで普通と言ってるが、そお?
1番目から7番目(そんだけだったかな?)までアドレスをしっかり残しておくなんて。
しかも再会して成り行きとはいえ火がついたり。
だらしないっちゃあだらしないんじゃ?
妹もやってらんないわよね。
それで最後の本命は、、、だもの。
私的には、鳩子にはあの再会したヒトがぴったり合ってたような。
とにかく、なんだか掴みどころがなかったお話でした。
すっと読みはしましたけどね。
図書館での仕事風景は興味深かったです。
突然破談を言い渡された鳩子に追い討ちをかけるように、勤め先が破綻。
子どものころに描いた人生設計では、30歳の今は、結婚して子どももいるはず…。
失業保険が切れかけたころ、妹・塔子の知人である年下男性と知り合う。
彼に気に入られ、また新しい恋へと発展していきそうになる。おまけに図書館司書の臨時職にも決まり、未来が開けてきたに見えたが…。
これは結局のところ、好きな男を姉に取られた妹の屈折した感情が物語を作ったような…。
姉に「そんなはずない」と言わしめるために妹が実行する数々の策。恐いなあ。そういうことしておきながらも、「お姉ちゃんはよき理解者」なんだから姉妹って変。
姉も「あの子がこんなことしたの?」と晴天の霹靂ながらも、「こんなことしなくてもあなたはあなたのままでじゅうぶんなのに」と擁護する。
鳩子も鳩子で、男性関係はあれで普通と言ってるが、そお?
1番目から7番目(そんだけだったかな?)までアドレスをしっかり残しておくなんて。
しかも再会して成り行きとはいえ火がついたり。
だらしないっちゃあだらしないんじゃ?
妹もやってらんないわよね。
それで最後の本命は、、、だもの。
私的には、鳩子にはあの再会したヒトがぴったり合ってたような。
とにかく、なんだか掴みどころがなかったお話でした。
すっと読みはしましたけどね。
図書館での仕事風景は興味深かったです。
by mam-san
| 2007-10-23 15:39
| (あ行の作家・他)