2008年 06月 03日
「階段途中のビッグ・ノイズ」越谷オサム(幻冬舎)
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先輩たちの不祥事により廃部に追い込まれた軽音部。
直談判の末、文化祭で何らかの成果をあげられたら部の存続が認められることになった。
事実上唯一の部員であるちょっと気の弱い啓人、元幽霊部員で血の気の多い伸太郎、この二人にスカウトされたギター名人・勇作、吹奏楽部からの転身・徹。そして残り福(?)の顧問・加藤先生。
このメンバーで、軽音部の再生を賭けた暑~い夏が始まる。
前回読んだ「ボーナス・トラック」が非常によかったので、続けて(図書館で)借りられラッキーでした。
これも面白かったです。
部活の再生を描いた青春物はたくさんあり、どれも似たりよったりの設定ではありますが、最初は冴えない連中が、わぁ~~っと目標に向かって若いエネルギーを出し切るこの情熱、いいですねぇ。
寄せ集めバンドが練習を積み重ねていくうち・・・というパターンは、少し前に読んだ「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」(五十嵐貴久)に似ています。あっちはおばさんバンドでしたが。
そして山あり谷ありの末のクライマックスのステージには鳥肌立ちますね。
いやあ、ライブって見るのも楽しいけど、やるほうはもっと楽しいんでしょうね。
彼らが演奏する曲で、グリーンデイというバンドのがあるのですが、私はよく知りません。検索して試聴してみました。機会があればちゃんと聴いてみたいわ。
しかし…「どん・どん・ぱんの曲」には参りました(笑)
たしかに「どん・どん・ぱん」だわ。どどんぱ、じゃなく…(爆)
それと、文化祭の模擬店で、水泳部の水着カフェもオチ付きで…
このアイディア、どこかの高校でいかが?
こうしてところどころ笑わせてくれるので楽しく読めました。
カトセンもサイコー。
直談判の末、文化祭で何らかの成果をあげられたら部の存続が認められることになった。
事実上唯一の部員であるちょっと気の弱い啓人、元幽霊部員で血の気の多い伸太郎、この二人にスカウトされたギター名人・勇作、吹奏楽部からの転身・徹。そして残り福(?)の顧問・加藤先生。
このメンバーで、軽音部の再生を賭けた暑~い夏が始まる。
前回読んだ「ボーナス・トラック」が非常によかったので、続けて(図書館で)借りられラッキーでした。
これも面白かったです。
部活の再生を描いた青春物はたくさんあり、どれも似たりよったりの設定ではありますが、最初は冴えない連中が、わぁ~~っと目標に向かって若いエネルギーを出し切るこの情熱、いいですねぇ。
寄せ集めバンドが練習を積み重ねていくうち・・・というパターンは、少し前に読んだ「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」(五十嵐貴久)に似ています。あっちはおばさんバンドでしたが。
そして山あり谷ありの末のクライマックスのステージには鳥肌立ちますね。
いやあ、ライブって見るのも楽しいけど、やるほうはもっと楽しいんでしょうね。
彼らが演奏する曲で、グリーンデイというバンドのがあるのですが、私はよく知りません。検索して試聴してみました。機会があればちゃんと聴いてみたいわ。
しかし…「どん・どん・ぱんの曲」には参りました(笑)
たしかに「どん・どん・ぱん」だわ。どどんぱ、じゃなく…(爆)
それと、文化祭の模擬店で、水泳部の水着カフェもオチ付きで…
このアイディア、どこかの高校でいかが?
こうしてところどころ笑わせてくれるので楽しく読めました。
カトセンもサイコー。
by mam-san
| 2008-06-03 15:38
| (か行の作家・他)