2005年 09月 11日
心の旅路(1942年アメリカ)
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第1次大戦が休戦を迎える頃、英国メイブリッジの精神病院に記憶喪失の兵士スミスがいた。町に迷い出た彼は、クラブの踊り子ポーラに助けられる。
彼を放っておけなくなったポーラは、踊り子をやめ、彼とともに田舎で暮らすことにした。
やがて二人の間には愛が芽生え、結婚し、赤ちゃんも生まれる。
記憶は戻らないままだが幸せな毎日だった。
ある日、仕事でリバプールに出かけたスミスだが、そこで運命のいたずらが起こる…。
記憶喪失という運命に振り回される哀愁メロドラマ。
≪ネタバレ感想≫
記憶喪失といえば、韓国ドラマでよく出てくる。
「冬のソナタ」もそうだった。すぐそばにいるのに思い出してくれない…。
このポーラもそう。
リバプールに行ったスミスが交通事故に遭い、またもや記憶を失う。ポーラと暮らした3年間を。
戦争に行くまでをしっかり思い出したから、自分の家に帰り、実業家として成功する。
本当の名前はチャールズ。
彼の名声がマスコミに広まり、それを知ったポーラは、スミスに思い出してもらうため彼の妻だということを伏せ、秘書として彼に仕える。
それがつらいのよ。
彼にも結婚話があり、それを黙って見るしかないポーラ。
彼と一緒に暮らしていたことを言えば解決するかもしれないけど、自分に愛を感じてないチャールズ(スミス)に同情されるのは悲しいと黙っている。
結局、彼の結婚話は流れ、政界に進出した彼は、議員でいるには妻帯者のほうがいいということで、ポーラと契約的な結婚をする。つまり形だけ、秘書の身として、結婚する。
悲しいよね。
キスさえしてもらえないのよ。
彼女が若くて美しいうちに早く思い出してよって祈りたくなる。
あんな美人が横にいるのになぜ新しく出会った人としてでも愛せないのでしょう。
たぶん、チャールズの記憶のどこかに赤い糸が繋がった女性がいることを感じていたからかな。
こんな目に前にいることに気づかないなんて。
ポーラの気持ちを考えると知らぬまに涙がこぼれます。
しかし、チャールズはたまたま仕事で訪れた町が以前ポーラと出会った町で、そこからだんだん記憶の糸が繋がるの。
事故からずっとお守りのように持っていた一つの鍵。これが二人を再び結びつける赤い糸になるの。
そして、チャールズはやっと辿り着く。
「ポーラ…。君だったのか」というふうに。
モノクロ映画だけど、この純愛メロドラマは胸に熱く迫ります。
なによりポーラ役の女優さんが美しい。
昔の女優さんてほんと美しいですよね。
実は、これ、ある雑誌で「冬のソナタ」に似てるという投稿記事があったので観てみようと思った映画。
たしかに、記憶喪失の設定だけは似てた。
でもこっちのほうがもっとシンプルで美しい話。
彼を放っておけなくなったポーラは、踊り子をやめ、彼とともに田舎で暮らすことにした。
やがて二人の間には愛が芽生え、結婚し、赤ちゃんも生まれる。
記憶は戻らないままだが幸せな毎日だった。
ある日、仕事でリバプールに出かけたスミスだが、そこで運命のいたずらが起こる…。
記憶喪失という運命に振り回される哀愁メロドラマ。
≪ネタバレ感想≫
記憶喪失といえば、韓国ドラマでよく出てくる。
「冬のソナタ」もそうだった。すぐそばにいるのに思い出してくれない…。
このポーラもそう。
リバプールに行ったスミスが交通事故に遭い、またもや記憶を失う。ポーラと暮らした3年間を。
戦争に行くまでをしっかり思い出したから、自分の家に帰り、実業家として成功する。
本当の名前はチャールズ。
彼の名声がマスコミに広まり、それを知ったポーラは、スミスに思い出してもらうため彼の妻だということを伏せ、秘書として彼に仕える。
それがつらいのよ。
彼にも結婚話があり、それを黙って見るしかないポーラ。
彼と一緒に暮らしていたことを言えば解決するかもしれないけど、自分に愛を感じてないチャールズ(スミス)に同情されるのは悲しいと黙っている。
結局、彼の結婚話は流れ、政界に進出した彼は、議員でいるには妻帯者のほうがいいということで、ポーラと契約的な結婚をする。つまり形だけ、秘書の身として、結婚する。
悲しいよね。
キスさえしてもらえないのよ。
彼女が若くて美しいうちに早く思い出してよって祈りたくなる。
あんな美人が横にいるのになぜ新しく出会った人としてでも愛せないのでしょう。
たぶん、チャールズの記憶のどこかに赤い糸が繋がった女性がいることを感じていたからかな。
こんな目に前にいることに気づかないなんて。
ポーラの気持ちを考えると知らぬまに涙がこぼれます。
しかし、チャールズはたまたま仕事で訪れた町が以前ポーラと出会った町で、そこからだんだん記憶の糸が繋がるの。
事故からずっとお守りのように持っていた一つの鍵。これが二人を再び結びつける赤い糸になるの。
そして、チャールズはやっと辿り着く。
「ポーラ…。君だったのか」というふうに。
モノクロ映画だけど、この純愛メロドラマは胸に熱く迫ります。
なによりポーラ役の女優さんが美しい。
昔の女優さんてほんと美しいですよね。
実は、これ、ある雑誌で「冬のソナタ」に似てるという投稿記事があったので観てみようと思った映画。
たしかに、記憶喪失の設定だけは似てた。
でもこっちのほうがもっとシンプルで美しい話。
by mam-san
| 2005-09-11 21:26
| 映画(か)