2008年 11月 13日
「野ブタ。をプロデュース」白岩玄(河出書房新社)
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高校生、桐谷修二はクラスの人気者。
だが、それは「修二」という着ぐるを着た「俺」だった。
ある日、修二のクラスに編入生がきた。
小谷信太というデブで稀にみるブ男だった。
さっそくクラスでいじめにあう。
ひょんなことから修二になついた(!)小谷くんは「修二さんの弟子にしてください」と頼み込む。
修二は、弟子には出来ないが、クラスの人気者になれるようプロデュースしようと発案する。
「野ブタ」というあだ名をつけ、彼のプロデュース計画は着々と進んでいく…。
ドラマで話題になりました。
私は未見なので、詳しい内容は知りませんでした。
ドラマって、野ブタは女の子でしたよね?
それに修二ともうひとりいたし。
原作のレビューを見ると、ドラマの方がよかったという意見が多いようです。
それは、原作のラストがすっきりしないせいでもあるようです。
ドラマを知らない私は、この原作のラストのブラックさが、ただの学園物にならず、かえってよかったように思いました。
不完全燃焼型も小説の醍醐味といえば醍醐味。
でも、この修二のような生き方もしんどいね。
早く本当に「素」でいられる友達とか彼女が出来るといいのにね。
だが、それは「修二」という着ぐるを着た「俺」だった。
ある日、修二のクラスに編入生がきた。
小谷信太というデブで稀にみるブ男だった。
さっそくクラスでいじめにあう。
ひょんなことから修二になついた(!)小谷くんは「修二さんの弟子にしてください」と頼み込む。
修二は、弟子には出来ないが、クラスの人気者になれるようプロデュースしようと発案する。
「野ブタ」というあだ名をつけ、彼のプロデュース計画は着々と進んでいく…。
ドラマで話題になりました。
私は未見なので、詳しい内容は知りませんでした。
ドラマって、野ブタは女の子でしたよね?
それに修二ともうひとりいたし。
原作のレビューを見ると、ドラマの方がよかったという意見が多いようです。
それは、原作のラストがすっきりしないせいでもあるようです。
ドラマを知らない私は、この原作のラストのブラックさが、ただの学園物にならず、かえってよかったように思いました。
不完全燃焼型も小説の醍醐味といえば醍醐味。
でも、この修二のような生き方もしんどいね。
早く本当に「素」でいられる友達とか彼女が出来るといいのにね。
by mam-san
| 2008-11-13 15:35
| (さ行の作家・他)