2010年 04月 08日
ビジネス界での成功を夢見る野心家の兄・イアン(ユアン・マクレガー)と、ギャンブル好きだが恋人との生活にそれなりに満足している弟・テリー(コリン・ファレル)。
お金のない二人ですが、ちょっと奮発して共同で中古クルーザーを購入します。
それが引き金となり、彼らの運命は思いもよらぬ方へと向かっていきます。
イアンは、テリーが働く修理工場で客の高級車を拝借し、ちょっと上の贅沢を味わったりするのが好き(?)
ある日、イアンは美しい舞台女優と出会い、たちまち心を奪われます。彼女にいいかっこしたいイアンは、ホテル投資家と自分を偽り、その夢に追いつこうと必死になります。
一方、テリーはポーカーで大負けして巨額の借金を作ります。
「なんとかしなきゃ」と、彼らの救世主であるはずのお金持ちの伯父さんに相談するのですが、伯父さんは「お金のことは任せとけ!だが、ひとつ頼みがる」と、とんでもない交換条件を持ち出します。
その条件とは・・・。
ウディ・アレンが『マッチポイント』『タロットカード殺人事件』に続き、ロンドンを舞台に撮り上げたロンドン3部作最終章・・・だそうです。
なので「これは観なくちゃ」と行ってきました。
『タロットカード殺人事件』はコメディっぽかったのですが、『マッチポイント』とこれは、自らを破滅に追い込んでいくどうしようもなさを描いた悲劇かな~
この兄弟、どっちもどっちなの。
イアンは夢を追うのはいいけど、ツメが甘いし、結局は自分よく見せたいためだけの野心家。
テリーは、あのコリン・ファレルの顔(たれ眉)のせいか、「しゃんとしい!」と喝を入れたくなるようなタイプ。
早い話が二人ともバカなんです。
だから伯父さんにあんなことを頼まれてしまう。
博打が好きなくせに人生の博打には挑めないテリーの背中を押したのが、リスクより夢を取ったイアン。
でもお兄ちゃんに従ってしまうテリー。
で、そのあとギャンブルの負けと同じような目にあってしまい、にっちもさっちもいかなくなってしまうんです。なにしろ常に怯え顔のテリーですから・・・。
そして、伯父さんがそそのかしたせいでイアンは、またもやリスクを負うことになるんですが・・・
最後はアレですか・・・なんだかね~
伯父さんのようにお金持ちになれなかった彼らの両親は、息子たちの育て方に失敗したんでしょうか・・・
「人生において確実なのは死ぬことだけ」なんだそうです。
そうそう、場面がパッパパッパと切り替わって、その潔いこと。
「あれ、このあとどうなった~?」と気になるも、さっさと次の議題に移る感じでした。
テンポいいといえばテンポいい作品でした。なので最後にいきなり~なんですね。
(梅田ガーデンシネマ)
お金のない二人ですが、ちょっと奮発して共同で中古クルーザーを購入します。
それが引き金となり、彼らの運命は思いもよらぬ方へと向かっていきます。
イアンは、テリーが働く修理工場で客の高級車を拝借し、ちょっと上の贅沢を味わったりするのが好き(?)
ある日、イアンは美しい舞台女優と出会い、たちまち心を奪われます。彼女にいいかっこしたいイアンは、ホテル投資家と自分を偽り、その夢に追いつこうと必死になります。
一方、テリーはポーカーで大負けして巨額の借金を作ります。
「なんとかしなきゃ」と、彼らの救世主であるはずのお金持ちの伯父さんに相談するのですが、伯父さんは「お金のことは任せとけ!だが、ひとつ頼みがる」と、とんでもない交換条件を持ち出します。
その条件とは・・・。
ウディ・アレンが『マッチポイント』『タロットカード殺人事件』に続き、ロンドンを舞台に撮り上げたロンドン3部作最終章・・・だそうです。
なので「これは観なくちゃ」と行ってきました。
『タロットカード殺人事件』はコメディっぽかったのですが、『マッチポイント』とこれは、自らを破滅に追い込んでいくどうしようもなさを描いた悲劇かな~
この兄弟、どっちもどっちなの。
イアンは夢を追うのはいいけど、ツメが甘いし、結局は自分よく見せたいためだけの野心家。
テリーは、あのコリン・ファレルの顔(たれ眉)のせいか、「しゃんとしい!」と喝を入れたくなるようなタイプ。
早い話が二人ともバカなんです。
だから伯父さんにあんなことを頼まれてしまう。
博打が好きなくせに人生の博打には挑めないテリーの背中を押したのが、リスクより夢を取ったイアン。
でもお兄ちゃんに従ってしまうテリー。
で、そのあとギャンブルの負けと同じような目にあってしまい、にっちもさっちもいかなくなってしまうんです。なにしろ常に怯え顔のテリーですから・・・。
そして、伯父さんがそそのかしたせいでイアンは、またもやリスクを負うことになるんですが・・・
最後はアレですか・・・なんだかね~
伯父さんのようにお金持ちになれなかった彼らの両親は、息子たちの育て方に失敗したんでしょうか・・・
「人生において確実なのは死ぬことだけ」なんだそうです。
そうそう、場面がパッパパッパと切り替わって、その潔いこと。
「あれ、このあとどうなった~?」と気になるも、さっさと次の議題に移る感じでした。
テンポいいといえばテンポいい作品でした。なので最後にいきなり~なんですね。
(梅田ガーデンシネマ)
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by mam-san
| 2010-04-08 17:58
| 映画(タイトルあ行)