2009年 09月 09日
湖のほとりで(2007年イタリア)
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そして事件は、アンナが関わった人たちの中から容疑者が絞り込まれていき・・・。
ゆる~いミステリーです。
どちらかというと、重い人間ドラマかな。
この、しんと静まり返った湖のほとりに横たわる死体。
なんだかほんとにじと~っと湿っぽい感じがしました。
冒頭からして可愛い女の子が出ているにも拘らず明るさがなかったです。あの子がひとり歩いているだけで、もう不穏な空気に包まれてましたもの。
あらすじをよく知らなかった私は、「だめだよ。ひとりで・・・」って思いましたもの。
殺人事件の犯人捜しが主な流れですが、刑事が出てるからといって、走り回るでもなく、ただ人々の家庭環境を曝け出していくだけというか・・・。
あまりにもみんなそれぞれの問題抱えすぎなのでね・・・。
事件解決と、彼らの問題を少しは明るい方向に、というのが同時進行だったような。
この映画は、新聞の映画評などで知り、地味好みの私としてはかなり期待して観に行きました。
数週間前、映画館に行ったら立ち見しかなくて諦めたほどでしたし。
好評につき上映期間を延ばしたそうですし・・・。
(余談)
ただ、またもや私、行く日を間違えました。
いや、1000円の日だからいいんですが、本日4時45分起き(苦笑)なので、途中眠くて眠くて…。
ぱっとした音楽がかかるわけでもなく、山間の町の風景と、静かな語り口調ですから。
数秒ほど意識を失うこと数回。その数秒で夢を見たり・・・(汗)
ですから、この映画を深く味わうことができませんでした。
できることならもう一度見直したい。後日レンタルででも・・・
(テアトル梅田)
by mam-san
| 2009-09-09 17:39
| 映画(ま)