2005年 10月 28日
「ホワイトグッドバイ」松久淳+田中渉(幻冬舎)
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国際テロリストと彼の幼馴染と、北海道の敏腕刑事2人の物語。
テロリスト水川は最期にもう一度会いたい女性がいる北海道に舞い戻る。彼を追いかけるフランスの捜査官一瀬。地元である事件を捜査する刑事寺崎と埴生。それぞれの事情を背負いながら、追う者追われる者が終着点に向かって行く。
「天国の本屋」や「恋火」とは全く違うように感じられる。
根底にあるものは同じ切ない心模様なんだが、ミステリー要素があるため、そっちに重点を置いて読んだのが間違いだったかもしれない。
ミステリーというより刑事物と言ったほうがいいか。
主役級の登場人物ばかりで、今イチ、彼らの心に感動するには中途半端だったかな。結局のところ誰がメインなのか…。
でも、「きれいな話」ではあった。
その点では「恋火」路線といえる。
(長男の書棚から借りた本)
テロリスト水川は最期にもう一度会いたい女性がいる北海道に舞い戻る。彼を追いかけるフランスの捜査官一瀬。地元である事件を捜査する刑事寺崎と埴生。それぞれの事情を背負いながら、追う者追われる者が終着点に向かって行く。
「天国の本屋」や「恋火」とは全く違うように感じられる。
根底にあるものは同じ切ない心模様なんだが、ミステリー要素があるため、そっちに重点を置いて読んだのが間違いだったかもしれない。
ミステリーというより刑事物と言ったほうがいいか。
主役級の登場人物ばかりで、今イチ、彼らの心に感動するには中途半端だったかな。結局のところ誰がメインなのか…。
でも、「きれいな話」ではあった。
その点では「恋火」路線といえる。
(長男の書棚から借りた本)
by mam-san
| 2005-10-28 15:53
| (ま行の作家・他)