2005年 11月 15日
パッチギ!(2004年日本)
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1960年代の京都を舞台に、日本人と在日朝鮮人の高校生同士の対立と恋を描く青春群像劇。井筒和幸監督。
京都の府立高校に通う康介(塩谷瞬)らは、ケンカの絶えない相手、朝鮮高校にサッカーの親善試合を申し込みに行く。番長のアンソン(高岡蒼佑)に睨まれ逃げ出す康介たちだったが、吹奏楽部が奏でる曲に導かれるように音楽室に行き着く。そこでキョンジャという女子高生(沢尻エリカ)にひと目惚れする。ところが、彼女はアンソンの兄だった。
彼の睨みにもめげず、キョンジャが演奏していた『イムジン河』を弾くため、ギターの練習を始める康介。
そして『イムジン河』 が取り持ち、康介はアンソンたちとも交流するようになるが…。
なんでも「パッチギ」とはハングル語で「突き破る、頭突き」だそうだ。
そのとおり、どこもかしこもよくも悪くも「パッチギ」だらけだった。
ケンカは真剣勝負、恋も、歌も、全身全霊かけて貫く。
かつて、放送禁止になったという『イムジン河』が、その歌に託された思いを運びつつ、とうとうと流れる。ほんとにいい歌だ。
2005年の現在なら「過去は過去」という考えの人もいるようだが、あの時代では「過去は過去」と水に流すことは出来なかっただろう。
遠くに流れる「イムジン河」が「鴨川」となり、その悲しみを映す。
(余談)
冒頭で≪オックス≫のステージがあるんだが、「こりゃ、パロディ映画か?」って思う出だし。「あれが赤松愛?あれが野口ヒデト?」「そりゃないぜ…」って感じで。
で、康介にギターを伝授する青年がオダギリジョーで名を坂崎。「アルフィーの坂崎さんじゃ年代が違うよなー」なんて。
大友康平さんまで鼻血だして熱演されてて、あらら~。
そういや、アンソンて、最初新庄かと思ったわ(^_^;)
これら、濃い方々に囲まれて、康介とキョンジャのピュアなこと。沢尻エリカちゃんて、あんな低い声でもしゃべるのね。今のドラマ(1リットルの涙)と全く違うわ。
京都の府立高校に通う康介(塩谷瞬)らは、ケンカの絶えない相手、朝鮮高校にサッカーの親善試合を申し込みに行く。番長のアンソン(高岡蒼佑)に睨まれ逃げ出す康介たちだったが、吹奏楽部が奏でる曲に導かれるように音楽室に行き着く。そこでキョンジャという女子高生(沢尻エリカ)にひと目惚れする。ところが、彼女はアンソンの兄だった。
彼の睨みにもめげず、キョンジャが演奏していた『イムジン河』を弾くため、ギターの練習を始める康介。
そして『イムジン河』 が取り持ち、康介はアンソンたちとも交流するようになるが…。
なんでも「パッチギ」とはハングル語で「突き破る、頭突き」だそうだ。
そのとおり、どこもかしこもよくも悪くも「パッチギ」だらけだった。
ケンカは真剣勝負、恋も、歌も、全身全霊かけて貫く。
かつて、放送禁止になったという『イムジン河』が、その歌に託された思いを運びつつ、とうとうと流れる。ほんとにいい歌だ。
2005年の現在なら「過去は過去」という考えの人もいるようだが、あの時代では「過去は過去」と水に流すことは出来なかっただろう。
遠くに流れる「イムジン河」が「鴨川」となり、その悲しみを映す。
(余談)
冒頭で≪オックス≫のステージがあるんだが、「こりゃ、パロディ映画か?」って思う出だし。「あれが赤松愛?あれが野口ヒデト?」「そりゃないぜ…」って感じで。
で、康介にギターを伝授する青年がオダギリジョーで名を坂崎。「アルフィーの坂崎さんじゃ年代が違うよなー」なんて。
大友康平さんまで鼻血だして熱演されてて、あらら~。
そういや、アンソンて、最初新庄かと思ったわ(^_^;)
これら、濃い方々に囲まれて、康介とキョンジャのピュアなこと。沢尻エリカちゃんて、あんな低い声でもしゃべるのね。今のドラマ(1リットルの涙)と全く違うわ。
by mam-san
| 2005-11-15 15:49
| 映画(は)