2006年 07月 22日
「陽気なギャングの日常と襲撃」伊坂幸太郎(NON NOVEL 祥伝社)
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『陽気なギャングが地球を回す』の続編。
例の4人がそれぞれの日常で些細な出来事に巻き込まれる。それがいつの間にかもうちょっと大きな事件に繋がっていくというもの。
華麗なる銀行強盗の最中、人質の中で見かけた男女が実は誘拐事件真っ最中だったことから、クビを突っ込んでいく4人。
果たして、誘拐されたと思われる女性を助けることができるのか・・・。
今回は強盗のスリルはそれほど楽しめません。
4人の日常の中で出会う人たちがそれぞれ微妙に繋がっているというのが面白い。
そのさりげないニアミスとでもいうか、次の章でついニヤリとしてしまいます。
そして今回は響野さんと久遠のコンビが楽しめます。
響野がああ言えば、久遠がこう言う。ボケとツッコミというか、しゃあしゃあと口先だけで喋る響野に、久遠が年下にも拘らずしゃあしゃあと切り返すところがツボです。
そして成瀬の完璧な構想。このふたりを手のひらで上手に操っているみたい。
たぶん、シリーズで次々書いてくれるのでしょうかね。
読み出したら止まりません。
映画も観たいなと思ってたけど、もうどうでもいいわ・・・。私の中で彼らのイメージがどんどん湧いてくるから。
例の4人がそれぞれの日常で些細な出来事に巻き込まれる。それがいつの間にかもうちょっと大きな事件に繋がっていくというもの。
華麗なる銀行強盗の最中、人質の中で見かけた男女が実は誘拐事件真っ最中だったことから、クビを突っ込んでいく4人。
果たして、誘拐されたと思われる女性を助けることができるのか・・・。
今回は強盗のスリルはそれほど楽しめません。
4人の日常の中で出会う人たちがそれぞれ微妙に繋がっているというのが面白い。
そのさりげないニアミスとでもいうか、次の章でついニヤリとしてしまいます。
そして今回は響野さんと久遠のコンビが楽しめます。
響野がああ言えば、久遠がこう言う。ボケとツッコミというか、しゃあしゃあと口先だけで喋る響野に、久遠が年下にも拘らずしゃあしゃあと切り返すところがツボです。
そして成瀬の完璧な構想。このふたりを手のひらで上手に操っているみたい。
たぶん、シリーズで次々書いてくれるのでしょうかね。
読み出したら止まりません。
映画も観たいなと思ってたけど、もうどうでもいいわ・・・。私の中で彼らのイメージがどんどん湧いてくるから。
by mam-san
| 2006-07-22 14:50
| 伊坂幸太郎