2007年 12月 06日
ディボーシング・ジャック(1998年イギリス)
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北アイルランドでは、初の首相選挙真っ最中だった。
フリーライターのスターキーは女ぐせ・酒ぐせ悪く、そのうえ皮肉屋、しかしかなりの恐妻家。
どうしようもないダメ男だが、彼が書く記事は結構人気があった。
首相有力候補であるブリンを揶揄した記事を書いたが編集長に却下される。
やけで公園で飲んだくれてたとき、美大生マーガレットと知り合う。そのまま自宅でのパーティーに彼女を招き、ついついキスしてしまったところを妻に目撃され、あげく家を追い出される。
マーガレットの家に転がり込んだスターキーは彼女とベットイン。
その後、彼がちょっと出かけた隙にマーガレットは何者かに撃たれ血だらけに。
彼女のダイイングメッセージは「ディボース…ジャッ…ク」
離婚?ジャック?誰だ?
とパニックに陥ったスターキーは、外の物音に犯人と思い込み、タックルし相手を倒すが、それはなんと彼女の○○。
スターキーはマーガレットの事件も含め容疑者となってしまった。
しかも、マーガレットはブリンの側近の娘だったから、そのせいか、スターキーはIRA、警察、軍隊、アルスター義勇軍にまで追われる始末。逃げ惑いながらも真犯人を探すはめに。
かなりややこしく、どれがIRAでどれが軍でどれが…と紛らわしい。とにかくスターキーは全て敵で逃げるかない。
そんな中で、情も遠慮もなく次々人が殺されていく。
途中、スターキーの仕事のパートナーとなったアメリカ人記者も、この人はずっとスターキーの相棒として助けてくれるのかと思いきや、いとも簡単に、だし。
でもそういう残酷さも、あとを追求しないので走り抜けるストーリーのちょっとした出来事にしか映らない。
スターキーが誤って○なせたマーガレットの○○だって、悲しむ時間さえない。
そんなドタバタ続きなんだが、走り出したら止まらない。
最後はその一瞬の残酷さで「BOM!」と事件が終るところが鮮やか、、というか「へ!」
すごいことを体験し、なんとかかんとかどうにか…となったスターキーだが、結局変わらないのは妻には頭が上がらないということで、いろいろすごいことをやってもダメな男のまま・・・なのかな。でもいやいや・・・
北アイルランドの風刺のきいた部分がたくさんあるようですが、それを全部理解できなかったです。
あとで検索して、ああそういう意味だったのか、とか。
タイトルのDivorcing Jackは、ジャックという男と離婚するんじゃなくて、ユニオン・ジャックを意味する説も。
政治的背景を掴まないとちゃんと理解できないかもしれないですが、走り抜ける破天荒ストーリーとしてじゅうぶん面白かったです。
スターキーの≪天使≫となった銃を持つ尼僧兼ナースがイカす!
(レンタルDVD)
フリーライターのスターキーは女ぐせ・酒ぐせ悪く、そのうえ皮肉屋、しかしかなりの恐妻家。
どうしようもないダメ男だが、彼が書く記事は結構人気があった。
首相有力候補であるブリンを揶揄した記事を書いたが編集長に却下される。
やけで公園で飲んだくれてたとき、美大生マーガレットと知り合う。そのまま自宅でのパーティーに彼女を招き、ついついキスしてしまったところを妻に目撃され、あげく家を追い出される。
マーガレットの家に転がり込んだスターキーは彼女とベットイン。
その後、彼がちょっと出かけた隙にマーガレットは何者かに撃たれ血だらけに。
彼女のダイイングメッセージは「ディボース…ジャッ…ク」
離婚?ジャック?誰だ?
とパニックに陥ったスターキーは、外の物音に犯人と思い込み、タックルし相手を倒すが、それはなんと彼女の○○。
スターキーはマーガレットの事件も含め容疑者となってしまった。
しかも、マーガレットはブリンの側近の娘だったから、そのせいか、スターキーはIRA、警察、軍隊、アルスター義勇軍にまで追われる始末。逃げ惑いながらも真犯人を探すはめに。
かなりややこしく、どれがIRAでどれが軍でどれが…と紛らわしい。とにかくスターキーは全て敵で逃げるかない。
そんな中で、情も遠慮もなく次々人が殺されていく。
途中、スターキーの仕事のパートナーとなったアメリカ人記者も、この人はずっとスターキーの相棒として助けてくれるのかと思いきや、いとも簡単に、だし。
でもそういう残酷さも、あとを追求しないので走り抜けるストーリーのちょっとした出来事にしか映らない。
スターキーが誤って○なせたマーガレットの○○だって、悲しむ時間さえない。
そんなドタバタ続きなんだが、走り出したら止まらない。
最後はその一瞬の残酷さで「BOM!」と事件が終るところが鮮やか、、というか「へ!」
すごいことを体験し、なんとかかんとかどうにか…となったスターキーだが、結局変わらないのは妻には頭が上がらないということで、いろいろすごいことをやってもダメな男のまま・・・なのかな。でもいやいや・・・
北アイルランドの風刺のきいた部分がたくさんあるようですが、それを全部理解できなかったです。
あとで検索して、ああそういう意味だったのか、とか。
タイトルのDivorcing Jackは、ジャックという男と離婚するんじゃなくて、ユニオン・ジャックを意味する説も。
政治的背景を掴まないとちゃんと理解できないかもしれないですが、走り抜ける破天荒ストーリーとしてじゅうぶん面白かったです。
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by mam-san
| 2007-12-06 22:19
| 映画(た)