2008年 03月 27日
「塩の街」有川浩(メディアワークス)
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宇宙から隕石かと思われる物体が東京湾に落下。
しかしそれは塩の結晶だった。
塩は街を飲み込み、人間までも塩化してしまう。
塩害で社会は崩壊してゆく。
そんな状況の中で出会った男と少女。
少女は男に守られながら、そして寄り添い助け合いながら生活していた。
やがて、世界を救う運命を賭けた戦いにふたりは巻き込まれる・・・。
有川さんの自衛隊三部作の陸自編です。
もっとも、私が読んだ「塩の街」は、デビュー作の文庫本に、本編と後日のお話を加えて単行本化されたものです。
人間の体が塩になっていく。
なんとも奇妙で恐ろしい現象です。想像しただけでぞっとします。
そんなSFともホラーともいえるような状況の中で、ちょっとおじさんの秋庭と女子高生の真奈がとてもピュアな恋をするんです。(おじさんというには失礼な20代後半の彼ですが)
ネタバレの扱いしなくていいと思うのですが、この秋庭さんが自衛隊員でして、活躍するわけですよ。
職業的にはものすごくキレ者で向かうところ敵なしな男なんですが、真奈ちゃんの前では優男さんですよね。
そこがもう胸キュンものでして(笑)
とくに、真奈の家を見に行った帰りの公園でのビューネ君抱っこ(笑)のところ。ドクン!
こういう甘々なことが散りばめられてるから、たとえ奇妙なSFものだったり戦闘ものだったとしても、退屈せずに読めてしまうんですよね。
その後のお話もよかったです。
そして有川さんのあとがきもいつも楽しめるから好きです。
しかしそれは塩の結晶だった。
塩は街を飲み込み、人間までも塩化してしまう。
塩害で社会は崩壊してゆく。
そんな状況の中で出会った男と少女。
少女は男に守られながら、そして寄り添い助け合いながら生活していた。
やがて、世界を救う運命を賭けた戦いにふたりは巻き込まれる・・・。
有川さんの自衛隊三部作の陸自編です。
もっとも、私が読んだ「塩の街」は、デビュー作の文庫本に、本編と後日のお話を加えて単行本化されたものです。
人間の体が塩になっていく。
なんとも奇妙で恐ろしい現象です。想像しただけでぞっとします。
そんなSFともホラーともいえるような状況の中で、ちょっとおじさんの秋庭と女子高生の真奈がとてもピュアな恋をするんです。(おじさんというには失礼な20代後半の彼ですが)
ネタバレの扱いしなくていいと思うのですが、この秋庭さんが自衛隊員でして、活躍するわけですよ。
職業的にはものすごくキレ者で向かうところ敵なしな男なんですが、真奈ちゃんの前では優男さんですよね。
そこがもう胸キュンものでして(笑)
とくに、真奈の家を見に行った帰りの公園でのビューネ君抱っこ(笑)のところ。ドクン!
こういう甘々なことが散りばめられてるから、たとえ奇妙なSFものだったり戦闘ものだったとしても、退屈せずに読めてしまうんですよね。
その後のお話もよかったです。
そして有川さんのあとがきもいつも楽しめるから好きです。
by mam-san
| 2008-03-27 11:55
| 有川浩