2009年 02月 08日
「僕の好きな人が、よく眠れますように」中村航(角川書店)
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「僕」が在籍している大学院の研究室に、北海道からひとりの研究員がやってきた。
めぐというその女性に僕は恋をする。
めぐも同じ気持ちだった。
でも彼女は人妻研究員。
好きで好きでしょうがないけど、春になると彼女は北に帰ってしまう…。
とてもピュアなお話です。
好きという気持ちがこれほどまでにまっすぐで新鮮でやわらかくて温かくて・・・。
もう、ギュってしたくなるような「好き」の嵐です。
途中からは甘々モード全開で、「すまき? はいよ。どっちのほうが好きかとか、そんなこと勝手にやってくれ~、バカップルよ~」状態です。
でも、不倫なんです。
彼女は北海道に帰省すればダンナと仲良しなんです。
なのにこっちでは山田くんとぴったり仲良しなんです。
そんな都合のいい…。
ですよね。
でもそういうお話なのにこんなにピュアなのはなぜ。
ダンナが「北にいる夫」といだけで実体が伴わないからかな~?
ほんとは存在しないんじゃない? とか。
・・・それはないでしょうが・・・
木戸さん、妹、彼らの存在感はありました。どちらもちょっと変わってますが。
「この世には、マグレと気まぐれしかねえんだよ」
・・・そう考えると気がらくね。
めぐというその女性に僕は恋をする。
めぐも同じ気持ちだった。
でも彼女は人妻研究員。
好きで好きでしょうがないけど、春になると彼女は北に帰ってしまう…。
とてもピュアなお話です。
好きという気持ちがこれほどまでにまっすぐで新鮮でやわらかくて温かくて・・・。
もう、ギュってしたくなるような「好き」の嵐です。
途中からは甘々モード全開で、「すまき? はいよ。どっちのほうが好きかとか、そんなこと勝手にやってくれ~、バカップルよ~」状態です。
でも、不倫なんです。
彼女は北海道に帰省すればダンナと仲良しなんです。
なのにこっちでは山田くんとぴったり仲良しなんです。
そんな都合のいい…。
ですよね。
でもそういうお話なのにこんなにピュアなのはなぜ。
ダンナが「北にいる夫」といだけで実体が伴わないからかな~?
ほんとは存在しないんじゃない? とか。
・・・それはないでしょうが・・・
木戸さん、妹、彼らの存在感はありました。どちらもちょっと変わってますが。
「この世には、マグレと気まぐれしかねえんだよ」
・・・そう考えると気がらくね。
by mam-san
| 2009-02-08 16:30
| (な行の作家)