2010年 04月 27日
25歳の亮介は、デザイナーを目指しながらも、農業を手伝いながら「親方」のもとでツリーハウス作りに精を出す毎日。人気者の兄・慎平の帰郷がきっかけとなり、つかの間の均衡が崩れはじめる……。
可愛い表紙。
≪海猫ツリーハウス≫という、なんだかペンションを思わせるタイトルだから、
田舎の農業青年のスローライフ的な、ちょっと爽やか系のお話と思ってました。
青森県の八戸が舞台で、会話はすべて方言(南部弁)です。
おじいさんの手伝いで農業をし、昼間はツリーハウス作り。
なんと長閑な~、ですが、25の若いモンがやっぱこれじゃだめなんじゃ~、とも。
彼自身の中で、「こんな田舎でくすぶっていないぞ。いつかはデザイナーの道が拓けるんだ」と、きついようだけど思い上がりの気持ちもあるんでは。
その気持ちって、小さい頃から比べられていた兄を見返すことから来てるでしょうし。
彼のようにモヤモヤしている人ほどプライドが高いから。
「口ばっかじゃなくがんばれ!」と亮介に言いたかったです。
最後は「え!」って思いましたよ。
なんで、あのまま・・・と。
でもあそこで九死に一生を得た彼は、きっと自分の足で、ようやく歩きだせるでしょうね。
ただ、恋愛のお話は、、、、なんだかな~?
可愛い表紙。
≪海猫ツリーハウス≫という、なんだかペンションを思わせるタイトルだから、
田舎の農業青年のスローライフ的な、ちょっと爽やか系のお話と思ってました。
青森県の八戸が舞台で、会話はすべて方言(南部弁)です。
おじいさんの手伝いで農業をし、昼間はツリーハウス作り。
なんと長閑な~、ですが、25の若いモンがやっぱこれじゃだめなんじゃ~、とも。
彼自身の中で、「こんな田舎でくすぶっていないぞ。いつかはデザイナーの道が拓けるんだ」と、きついようだけど思い上がりの気持ちもあるんでは。
その気持ちって、小さい頃から比べられていた兄を見返すことから来てるでしょうし。
彼のようにモヤモヤしている人ほどプライドが高いから。
「口ばっかじゃなくがんばれ!」と亮介に言いたかったです。
最後は「え!」って思いましたよ。
なんで、あのまま・・・と。
でもあそこで九死に一生を得た彼は、きっと自分の足で、ようやく歩きだせるでしょうね。
ただ、恋愛のお話は、、、、なんだかな~?
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by mam-san
| 2010-04-27 17:07
| (か行の作家・他)